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税理士試験を終えて感じること~勉強方法編①~

みなさん、こんちには。

本日は、僕の税理士試験の勉強方法についてお話ししようと思います。

基本的に勉強方法を勧めるのは、いいことだと思っていません。

理由は人それぞれ環境もスタイルも違うので一概にこの方法がいいとは言えないと思うからです。

自分のための備忘として、また、少しでも参考になればと思い記録しておきます。

今回は働きながら勉強時間を確保するというテーマです。

 

 

はじめに。

税理士試験は受験専念ではなく働きながら受験される方が多数だと思います。

僕も3年目と4年目は働きながら勉強しました。

働く前は働きながらは時間がないものだと思っていましたが、実際に働きながら勉強してみるとそうではないことがわかりました。

試験勉強に理解がある事務所だったということもありますが、学生時代よりも質の高い勉強ができたと思います。

その理由のひとつに時間を味方にするということが挙げられます。

 

早寝早起き

働きながら時間を味方にし、勉強時間を確保するためにはどうしたらいいか考えました。

一日の時間は24時間。

そのうち睡眠時間7時間。

通勤時間往復2時間。

勤務時間昼休憩含め9時間。

ご飯、お風呂などの生活時間2時間。

残りの時間は4時間!

 

あれ、意外と時間あるな?

なんで無いように感じるんだろう?

 

答えはダラダラしてる時間。

 

ダラダラしてる時間はなにしてるのか。

テレビを見てる。

SNSを見てる。

ゲームをしてる。

 

この時間はいつ発生しているのか。

 

それは寝る前の時間、つまり夜です。

 

解決策としてありきたりですが、早寝早起きを実行しました。

22時就寝、5時起床です。

すると仕事が始まる前に2時間くらい勉強時間を確保することができました。

これが僕の平日の勉強時間です。

基本的に毎日このペースで勉強をつづけました。

 

一週間単位でみると平日は2時間勉強し、土日は無理をせず5時間ずつくらいですね。

 

Webで講義を受ける。

働きながらの2年間は全てWebで講義を受けていました。

理由は3つあります。

 

  1. 倍速で視聴できる。
  2. 通学時間がもったいない。
  3. 時間、場所を選ばない。

 

まず1つ目の「倍速で視聴できる。」ですが、単純で倍速で視聴できれば、半分の時間で講義が終わりますし、その空いた半分の時間で復習することができます。

基本的にインプットよりアウトプットが大事だと思っているので、インプットを最小限に抑え、その分アウトプットに回していました。

 

2つ目の「通学時間がもったいない。」は、そのままですね。

往復2時間かけて講義を受けに行くのは実にもったいないと感じました。

昔から家で勉強できるおかげかもしれませんが。

 

最後の「時間、場所を選ばない。」は、急用があっても対応でき、帰省してても講義が受けられるということですね。

Webだと、サボって見なくなるんじゃないかと思われがちですが、逆にいつでも見れて言い訳が効かないので効果的だと思います。

 

 

スキマ時間を利用する。

こんなのよく言われていることですね笑

ただ、侮るなかれ!

通勤時間、入浴中に理論暗記をする習慣をつければ劇的に覚えられます。

理論暗記って、長時間接するよりも、頻度を増やした方が覚えられると思うんですよね。

たぶんなんちゃらの忘却曲線と関係してます笑

 

あと、スキマ時間を利用するために大事なことがあらかじめやることを用意しておくことだと思います。

なにも用意してないといざしようと思っても「なにからしよう?」って悩んでるうちにスキマ時間が経過してしまいます。

常にスキマ時間ができることを想定したやることリストをつくってました。

 

 

無駄な勉強をしない。

無駄な勉強とはやっても成績が上がらない勉強です。

例えば、すでに理解している問題をひたすらやる、とかです。

総まとめ問題集を全部やるのもいいですが、それよりも苦手な問題を繰り返し解く方が効果的ですよね。

簡単な問題をやる方が楽ですが、それは無駄な勉強です。

自分の苦手な項目をミスノートに記録しておきそれを元になにをするかを決めていました。

 

おわりに。

今回は時間を味方にするために、自分がやってきたことをご紹介しました。

社会人受験生って究極の課題は時間かなって思います。

税理士試験の勉強時間の目安が3,000〜5,000時間と言われている以上、なんとしてでも勉強時間を確保しなくてはなりません。

そのためには自分ができることは工夫して時間を捻出しないといけないです。

この記事が少しでも参考になれば幸いです。

 

それでは読んでいただきありがとうございました。